昨日、鳥取市にあるギャラリー鳥たちのいえにて、平田將人 Modern Vidro展が開催されました。
武漢ウイルス感染者が極端に少ない鳥取県(感染者者数3人)においても、県外在住の作家の展覧会開催となればどうなるのか、手探りの中でのスタートとなりました。1つポジティブな要素をあげると、武漢ウイルスの感染を極力避けるために、いつものこじんまりとした2階の会場ではなく、1階の広い会場にて開催する事がギャラリー側からの配慮で急遽決定した事です。入り口は開放して風通しは良いですし、お客様同士のソーシャルディスタンスも確保できます。
先月開催の地元岡山での個展では、常連のお客様の来場者数が若干少なかったのは当然の結果だったといえます。岡山と同じ様に工芸品に関心の高い鳥取県とはいえ、来場者数は展覧会最終日まで待たないとわかりません。ひょっとしたら非常事態宣言解除する14、15日辺りに、急に来場者数が増えるのかもしれません。あるいは10万円の給付金が鳥取市民に行き届いた後かもしれません。その時には展覧会も終了している可能性が大ですが。。。
1階のギャラリー1はとても良い会場です。かつて景気の良い時代には鳥取県在住の作家にとっては憧れの発表の場であった事でしょう。今回は初日から天気に恵まれ、制作中は燃料の灯油の値崩れで経費も浮きました。しかしながら毎日繰り返される武漢ウイルスのメディア報道で、ほとんど影響のないはずの鳥取県であるのにもかかわらず、県外在住の作家にとっては、始まったばかりではありますが風評被害を感じざるを得ません。実際、街中でも来場者の中にもマスクをしない方も時折いらっしゃいますし。
最後になりますが私は会場に毎日居ります。鳥取の皆様、風評被害に惑わされずご来場をお待ちしています。
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