今日６月１日、ガラスの熔解炉に火入れしました。
いつもの事ですが，火入れの時は窯に御神酒と塩を供えます。通常、お酒はワンカップに入ったものを使うのですが、今回はインスタで知り合った出雲市のＩさんから頂いた「七冠馬」を使いました。火入れには持って来いのとても縁起の良い名前です。Ｉさん、どうもありがとうございました！
私はまだ賞を２回しかいただいていないので、このお酒の力を借りて？何らかの賞をあと５回いただいて七冠達成といきたいと思います。笑
午後２時火入れ。これから５時間かけてゆっくりと５００度に温度を上げていきます。因みに火入れの動画をYouTubeに上げていますので、ご興味のある方は一度ご覧ください。
１時間に耐火煉瓦半枚分ずつ先へバーナーを押し進めていきます。いきなり温度を上げようとすると、坩堝が割れるそうなのでこの様にするのです。
火入れは普段使わない筋肉を使うので結構疲れます。３日間ほどかけて１３００度以上に温度を上げていきます。この間、燃料の灯油を１００リットルくらい消費します。温度を上げる為に、何も作らなくても９０００円（６月１日現在、１リットル＝８９円）が無くなる事になるんですよ。
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