この世界いろいろな人と関りを持つのですが、一人でもやもやしていると何だかスッキリしないまま時が過ぎていきます。疲れた時、仕事が上手く行かない時、はたまた作品が上手く仕上がらない時などに、もやもやを思い出して更にストレスが溜まったりします。
今日、以前からもやもやの原因となっているとある場所があるのですが、同じ感情を共有できる方とお話しすることができました。嗚呼、やっぱり!そうだったのか!ですよねぇ~!・・・などと共感し、一人でストレスを抱え込んでいた自分にサヨナラする事ができました。
個展の期日は迫っているのに今日は制作が思うようにいかなくて、久し振りに風邪をひきかけていてイラッとしていたのですが、思い切って胸の内を明かしたところ、相手の方も同じような体験をし同じような感情を抱いていたそうです。そして同じような結末が待つのか・・・?
私の仕事は商売人と関わるわけですが、実はそんなに良い人とばかり巡り合うわけではありません。商売が成り立つがどうかが継続する鍵にはなるのですが、その関係性の根底にお互いへのリスペクトがあるかどうかが長続きする為にとても大切な要素になります。長い目で見ると作品をたくさん売ってくれるとことが必ずしも良い相手とは限りません。皆さん社会に出ると我慢しながら働いているのでしょうから、心地よく仕事してたくさんお金をいただいてという理想的な関係はめったにはないのでしょうね。
思うに作り手はひどい目に遭う方が多いような気がします。好きな事だけをして生きていけると、芸人&ソロキャンパーのヒロシ氏は本で語っていますが、作った作品を売ってお金に換える段階で我慢を強いられる事が多いです。ギャラリーと名乗ってはいるけれど中身はド素人で、こちらの作品を一度も観たことがないうえに、せっかく工房まで来ているのにも関わらず、全く作品を手に取らないという事かありました。どうやってお客様に作品を勧めるのでしょうか?不思議な感じがします。ここはヒロシ氏に倣って自虐ネタに代えてしまおうかなと思いました。
マサトです・・・作品を観た事がないのに展覧会で売ろうとしているギャラリーがあるとです。案の定売れませんでした。苦笑
今日、連絡を取れたその人とは最後に笑って残りの平成を過ごし、明るい気持ちで新しい元号を迎えましょうとなりました。
展覧会初日まであと5日です。少しでも多く作って持っていきたいです。
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